私が初めて出会い系アプリを利用したのは29歳頃です。当時は、大学を卒業してから7年以上も彼女のいない非モテ男子でした。
幸せな家庭を築いていく同級生や同僚が増え始め、「このままではさすがにヤバイ」と焦りや不安を感じていたのです。
職場での出会いも見込めなかったので、出会い系アプリを使って女の子を探すことに。それが残念な出来事の始まりだったのです。
ここでは、当時彼女いない歴7年の男が出会い系アプリを使い、初めて女性と会ったときのリアルな体験談をご紹介します。
出会い系アプリで初めてのマッチング
私が利用したアプリは「tapple(タップル)」というアプリです。アプリに関してとくにこだわりはなかったので、国内の利用者が多く、マッチング実績のあるタップルを選びました。
プロフィールや写真を登録し終え、好みの女性に「いいね」を送ります。すると、さっそくマッチング成立。私は顔が良いわけではありませんが、たまたま運良くマッチングできました。
相手のプロフィールを見ると、モデル級に綺麗な女性の写真が掲載されています。「よっしゃ、ラッキー!」と期待に胸を躍らせながらメッセージをやり取りしました。5日間に渡って数十通のメッセージを交換し、実際に会うことを打診します。
美人局や写真詐欺に会いたくなかったので、LINEや写真の交換もしました。交換した写真は加工がされていなかったので、かなり期待できそうです。
出会い系アプリで初めて会う日の出来事
お互いに週末が休みの日だったので、土曜日のお昼12時にランチデートの約束をしました。昨晩からデートのことで頭がいっぱい。前の彼女と別れてから7年ぶりのデートなので、かなり緊張していました。
そして迎えたデート当日。私は約束の時間の5分前につき、しばらく待っていました。しかし、約束の時間を過ぎているのに、彼女の姿は見えません。どうしたのかな?と心配になったのでお店の前で電話をかけました。
私「もしもし?もう約束の時間過ぎたけど、何かあった?」
女性「大丈夫だよ!もうお店の前で待ってるけど……」
私「え、そうなの? どんな格好してるの??」
女性「黒のパンツに、グレーのコート着てるよ!」
電話をしながら周りを見渡すと、それらしき女性の後ろ姿が見えます。しかし、交換した写真とはまったく別の人物です。まさかとは思い、電話で「右手を上げて」と指示しました。
すると、近くにいた黒のパンツにグレーのコートを着た女性が右手をそっと上げ、後ろを振り返りました。そこで私が見たのは、写真のよう美人な女性ではなく、小太りでとても美人とは言いがたい人物だったのです。
私は理想とかけ離れた彼女の姿を見て、そっと電話を切り、約束したお店の前を立ち去りました。
出会い系アプリで初めて使った感想
ワクワクして当日デートを迎えましたが、とても残念な結果になってしまいました。彼女には後日、LINEで謝りましたが、もう2度と連絡をとることはありません。今までの時間を無駄にしたような気分です。
出会い系アプリはプロフィールの写真が命ですから、自分をよく見せたい気持ちはわかります。しかし、まったく別人の写真を使うのはいかがなものでしょうか。
とくに初めて出会い系アプリを使う男性は、写真詐欺の見分けがつきにくいと思います。写真を頼りにするのではなく、ビデオ通話で顔を見せてもらうことが必要でしょう。
私が実際に体験したエピソードを知って、少しでも写真詐欺の被害に遭わないことを祈っています。
まとめ
今回は私が遭遇した写真詐欺女のエピソードをご紹介しました。写真詐欺に遭いたくない人は、ビデオ通話で顔を見せてもらいましょう。最近はビデオ通話機能が備わったマッチングアプリもあるので、利用してみてください。
コメント