ほかの人に比べて、髪の毛が薄いことに悩む男性は多いことでしょう。昔は髪の毛など気にならなかったのに、年齢を重ねると髪の量が減ってしまう場合もあります。
髪が少なくなってしまったとき、人からいじられると嫌な気持ちになりますよね。どう返事をすれば良いかわからずに、気まずい思いをする男性も。
からかわれたときに上手く対応する方法、知りたくはありませんか?
この記事では、はげいじりをされたときの返し方や、髪が少なくてもかっこよく見られるコツをご紹介していきます。
はげだとは認めたくない男性は多い
頭髪が薄くなってきても、自分が「はげ」だと認めたくない男性は多いでしょう。自覚していても、気づかないふりをしたくなってしまいますよね。「自分はまだ大丈夫」と言い聞かせてしまうこともあります。
しかし、言い聞かせているときに、ほかの人にいきなり指摘されるとショックの度合いは大きくなる一方。ここは素直に自分の髪の薄さを受け入れて、ほかの人にいじられて嫌な思いをしないように対策していくのがおすすめです。
友人にはげだと言われたら……
はじめに、友人にはげいじりをされたときのおすすめの返しかたをご紹介します。気の置けない友人どうしなら、髪の薄さをネタにしてからかい合うこともありますよね。
しかし、どれほど親しい友人からでも、デリケートな問題であるはげをからかわれると嫌な気持ちになることもあります。以下を参考に、からかわれたときにどのような返答をするか考えておきましょう。
挑発にのる
はげいじりに合ったとき、友人の挑発に乗るという方法があります。たとえば、「数十年後は仲間だね。」「他人より超薄いだけだよ。」というように返せば、友人から笑いをとれます。
雰囲気を悪くせずにその場を丸く収められるので、「ノリの良いやつだ。」という印象も与えられるでしょう。
軽く流す
友人のいじりを軽く流すという方法もおすすめです。必要以上に反応せずに、軽くあいずちを打つ程度にしておきましょう。
こちらの気持ちを考えずにからかってくる人もいるので、「気にしない。」と自分に言い聞かせるのがポイントです。深く受け止めずに流せるようになると、いちいち傷つくこともありません。
ネタにする
思い切ってネタにしてしまうという方法もあります。「仕事と髪の毛の進捗は順調よ。」とダジャレにしてみたり「終わり良ければ全て良し。」と笑いに繋げたりしてみましょう。
はげをネタにするキャラになり切れば、おもしろい人だと印象づけられ自分アピールにもなります。
フル無視
いじりをフル無視してしまうのも効果的です。からかわれたときは「言うな。」というオーラを出しなたり、話の展開を変えてみましょう。
周囲の人は「この人にはげいじりをしたら怒らせる。」と察知するので、それ以降いじってくることもなくなります。これ以上いじられるのは絶対に嫌だ、というときの手段としておすすめです。
はげを隠す方法
次に、頭髪の薄さを隠す方法をご紹介します。髪は人の目につきやすい部分ですが、コツをつかめば上手にはげをごまかせるでしょう。
はげを自然に隠せる市販の商品を利用するのもおすすめ。気軽に試せるものばかりなので、自分に合った商品を選びましょう。
あまりお金をかけたくない人は、髪のスタイリングやセットを少し工夫するだけで、髪を多く見せることも可能です。さまざまな方法を試してくださいね。
増毛パウダー
手軽に毛髪を多く見せるのにおすすめなのが、「増毛パウダー」です。増毛パウダーは、容器に入ったパウダーを頭髪につけて、馴染ませるという方法で使用します。パウダーをつけたあとに、ミストで定着させるものが一般的でしょう。
増毛パウダーのメリットは、仕上がりの調整がしやすいところです。ふんわりした髪の質感を出したいときは使用量を少なくし、強く固定したいときはミストを多めにつけます。
デメリットは、つけすぎると不自然に見えてしまうところです。なるべく地毛の色に近く、自然に馴染むものを選びましょう。
増毛スプレー
増毛スプレーも、簡単に使用できるおすすめのアイテムです。塗料が容器に入っていて、色をつけたい部分にスプレーするだけで薄毛をカバーできます。
増毛スプレーのメリットは、簡単でスピーディーに髪をセットできるところです。パウダーに比べ、「色をつける」「固定する」という二つの作業が一度にできます。
また、スタイリング成分が含まれている商品もあるので、スプレー1本でスタイリングまで完成させることが可能です。時間の短縮になるので、忙しい朝でも問題ないでしょう。
デメリットは、塗料が剥がれて色落ちしやすいところです。耐水性が高くて剥がれにくく、なるべく柔らかく仕上がるタイプのものを選びましょう。
帽子をかぶる
コツもいらず簡単にはげを隠せる方法は、帽子をかぶることです。帽子を脱がないかぎり頭髪の薄さがばれる可能性も低く、セットに時間をかける必要もありません。
おしゃれとして常に帽子をかぶっている人も多いので、毎日帽子を身につけていても違和感はないでしょう。これまで、あまり使用していなかった人は抵抗を感じる可能性もありますが、帽子をかぶって生活するうちに慣れていきますよ。
ウィッグ
はげ隠しで、ウィッグをつけるという方法もあります。ウィッグは、人工の毛でできているものと、実際の人間の毛でできているものがあるのが特徴です。それぞれの異なるメリットとデメリットも解説します。
人工の毛でできているものは、比較的安い値段で手に入り、お手入れがしやすいのがメリットです。しかし、本物の毛髪と比べて、質感が不自然に見えてしまうのがデメリットだと言えます。
実際の人間の毛でできているものはリアルな質感があり、アイロンの熱やヘアカラー剤に対する耐久性もあることがメリットです。しかし、人工の毛に比べて傷みやすいのがデメリットとなります。
人工の毛と本物の毛がミックスされているウィッグもあるので、気になった商品から使い始めてみると良いでしょう。
ウィッグをつける上で重要なのは、どれだけ自然に見せられるかです。自分の頭にフィットして浮かないものを選ぶようにしましょう。
7対3の髪型で隠す
髪を7対3で分けて、髪の薄い部分を隠すという方法もあります。薄毛の程度が軽い人なら、分け目をうまく調節するだけで、道具なしでも自然に仕上げられるでしょう。
7対3に分けるときのコツは、サイドや襟足の部分を刈り上げることです。サイドと襟足をすっきり見せることで、トップのボリュームを目立たせられます。ワックスやジェルでベタつかせすぎないように、ドライヤーを使ってセットを完成させるように心がけましょう。
はげは着こなす時代に!
ここまではげを隠す方法をご紹介してきましたが、はげている部分から人の注目をそらす方法もあります。
髪が薄いという弱点が気にならないほどの色気や魅力を出すことができれば、はげを気にする人も少なくなります。
自分の容姿に魅力的な部分が増えると、自信に繋げられるというのも利点です。人の目線を、はげ以外の部分に誘導できるような容姿を目指しましょう。以下では、はげをかっこよく着こなせる方法を伝授します。
美容院で整える
まず、髪型を美容院で整えてもらうのがおすすめです。美容院では、その人の骨格に合わせてプロが髪型を作ってくれるので、本当に似合う髪型にしてもらえます。
自分でセットするのとは違い、他人から客観的に見てセットしてもらえるので、自分では気づかなかった魅力を引き出してもらえるでしょう。
また、薄毛について相談してみると、プロからの的確なアドバイスがもらえる可能性もあります。隠したい部分を相談し、その部分をカバーする髪型を提案してもらいましょう。
顎髭を生やす
顎髭を生やしていなかった人は、生やしてみるのも良いでしょう。頭髪が薄くても、顎髭を生やすことで顔全体のバランスを取れるという効果があります。また、髭があることでワイルドな雰囲気が出るので、思い切ってスキンヘッドにしてみても違和感がないでしょう。
顎髭を生やす際には清潔感を保つことが重要なので、清潔な印象を与えられるように、こまめなお手入れを欠かさないことがポイント。できるだけ頻繁に髭を整え、ダンディな雰囲気を目指しましょう。
服装やアクセサリーにこだわる
服装やアクセサリーにこだわるという方法もあります。ファッションに特徴を持たせることで、頭髪以外の部分に視線を集められるので、はげも気にならないでしょう。とくに、キラキラとした目立つアクセサリーをつけると、視線を一気にそこに集中させられます。
おしゃれな人だというイメージを与えてしまえば、特徴的な髪型をしたり帽子をかぶったりしていても、おしゃれの一部だと思ってもらえる可能性も。
「ファッションに気を使う素敵な人だな。」と印象が良くなるメリットも生まれますよ。
まとめ
この記事では、はげをいじられたときの上手い対応や、頭髪の薄さをカバーする方法をご紹介しました。少し工夫をして対処するだけで、気まずさや嫌な思いも軽減できます。
また、髪型はその人の個性の一部でしかないので、髪が薄くてもかっこいい男性になることは可能です。はげを自分の魅力にするコツを身につけ、人前でも自信を持ってふるまいましょう。
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