近年カップルの間で「スローセックス」というセックスの方法が注目されていますよね。
スローセックスとは、男女がお互いに愛を伝えながら、長い時間をかけて肌を重ねるセックスのことです。パートナーからの愛を感じ、精神的にも満たされるため、通常のセックスより深い快感が得られます。
スローセックスの正しいやり方と、おこなう際のポイントを知れば、男性も女性も普段より気持ち良くなり、お互いの愛情も深まるでしょう。セックスがマンネリ化している人や、恋人とセックスレスで悩んでいる人も、ぜひ参考にしてください。
スローセックスとは?普通のセックスとの違い
スローセックスとは、時間をかけてスキンシップをおこないながら、愛を深めるセックスのことです。スローセックスにおける「スロー」とは、ゆっくりという意味ではなく、精神的に充足感を得られる状態のことを指しています。
セックスは一般的に、射精や絶頂を目的としておこなわれますが、スローセックスでは愛撫やスキンシップがもっとも重要です。行動や言葉で愛を伝え合うことで精神的にも満たされるため、男性も女性もより深い快感を得られるでしょう。
日本人が1回のセックスにかける時間は、平均して20分~1時間程度といわれています。これに対して1回のスローセックスにかける時間は、平均1時間半~2時間以上。それぞれの行程をゆっくりと丁寧におこなうことで、セックス全体の時間も長くなる傾向にあるのです。
スローセックスにおけるメリット
セックスレスやセックスのマンネリ化などのお悩みを抱えているカップルも多いでしょう。スローセックスには、そのような性に関するお悩みを解決してくれるメリットもありますよ。
ここからは、スローセックスのメリットをご紹介していきます。パートナーとの仲を深めたい人やセックスの方法で悩んでいる人も、ぜひ参考にしてください。
パートナーとの愛が深まる
スローセックスは、お互いを思いやり愛を伝えながらおこなうセックスです。自分の欲望のみにとらわれず、相手を気持ち良くしたいという思いを持ってセックスすることで、男性も女性も精神的な充足感を得られますよ。
精神的に満たされると、脳から「オキシトシン」というホルモンが大量に分泌されます。別名「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが増えることで、幸福度が増し、パートナーへの愛も深まるというわけです。
相手を思う気持ちが強くなると、触れ合うことで得られる快感も大きくなります。愛が深まるほど気持ちの良いセックスになるため、終わったあとにまた相手とセックスをしたいという思いが芽生えやすいことも、スローセックスのメリットです。
男女ともに感じやすくなる
スローセックスをおこなうと、快感が長時間続き、全身が感じやすくなります。時間をかけて全身を愛撫しあうことで、体が刺激を感じやすくなり、パートナーと肌が触れているだけでも快感を得られるようになるのです。
長時間の愛撫には、女性の体を敏感にさせる効果もありますよ。焦らすようにゆっくり愛撫しているうちに女性はもっと触ってほしいと思い始め、より強くパートナーを求めるようになるでしょう。
マンネリ化を防げる
交際期間が長く、セックスがいつも同じパターンになっているカップルも多いでしょう。スローセックスは、セックスがマンネリ化していたり、セックスの頻度が少なくなるセックスレスのお悩みを抱えている人にもおすすめです。
いつも同じセックスをしていると、気持ちが良くても飽きてしまいますよね。スローセックスは精神的にも深くつながるセックスですので、マンネリ化しているカップルも、改めてパートナーの愛を感じられるというメリットがあります。
時間をかけて体の隅々まで愛撫しあうことで、新しい性感帯が見つかることもありますよ。自分でも知らない性感帯を刺激される新鮮な快感は、セックスのマンネリ化を解消してくれるでしょう。
男性も女性も気持ちいいスローセックスのやり方
スローセックスは、すべての動作をゆっくりおこなえば良いというわけではありません。時間がかかるだけのセックスは、飽きるうえに疲れてしまいますよね。ここからは、誰でも簡単にできる気持ち良いスローセックスのやり方を、具体的に解説していきます。
1.リラックスできる雰囲気をつくる
緊張していたり、身構えていると、快感も半減してしまいます。まずはお互いに、リラックスしてセックスできるムードをつくりましょう。
女性はセックスの際、肉体的な快感よりも、精神的な繋がりを重視する傾向にあります。最初は2人で寄り添って話をしたり、愛の言葉をささやき合うと良いでしょう。リラックスして開放的な気持ちになることで、女性もセックスで感じやすくなるのです。
アロマキャンドルに火を灯したり、落ち着いたジャズなどの音楽を流しても、リラックス効果があります。集中が途切れるスマートフォンの通知やアラーム音は、あらかじめ鳴らないように設定しておきましょう。
2.前戯はいつもより入念に
スローセックスは、キスやハグ、愛撫などの前戯がメインであるといっても過言ではありません。挿入のために前戯をするのではなく、前戯そのものを楽しむことが大切です。
最初は手を握ったり肌をなでたり、軽いスキンシップから始めると良いでしょう。いきなり敏感な部分に触れられると、女性の体は緊張してしまいます。じらされることによって、女性は心も体も受け入れる準備をすることができます。
触れあうことに慣れてきたら、キスや性感帯への愛撫も少しずつ取り入れましょう。
キスも、前戯に欠かせない重要なポイントですよ。軽く触れるだけのフレンチキスから、少しずつ舌を絡めるディープキスへと変化させていけば、女性はより強くパートナーの男性を求めるようになり、普段より解放的な気持ちでセックスを楽しめるのです。
3.上半身を触る
お互いの気持ちが十分に高まったら、パートナーの上半身に触れていきます。上半身を愛撫するさいは、上から下に向かって触りましょう。髪の毛や顔まわりから、少しずつ腰やおなかの方へ触る場所を移動させることで、女性は次第にじれったさを感じ始めます。
はじめは性感帯である胸には触れず、焦らしてから触ると良いでしょう。お互いに興奮度が増してから性感帯に触れることで、スキンシップも普段より気持ち良く感じられるのです。
上半身を愛撫するさいに、キスをするのもおすすめです。キスをしながら上半身を愛撫すると、女性は適度に体の力が抜け、リラックスした状態で気持ち良くなってくれますよ。
4.下半身を触る
下半身は足首から腰に向けて、下から上へ触っていきましょう。まずは足首やひざなどを、優しく撫でるように愛撫します。相手が触れられている状態に慣れてきたら、太ももや足のつけ根を触るのがおすすめです。
スローセックスで下半身を愛撫するさいは、最初から性器に触れないようにしましょう。あえて性器への愛撫を避け、足のつけ根などのきわどい部分をなで続けることで、女性は早く触ってほしいと思い始めます。
下半身の愛撫には、指だけでなく口も使いましょう。太ももの内側や足の指先など、普段はあまり触れない場所にキスをしたり舐めたりすることで、女性も興奮度が増し、より敏感に刺激を感じられるようになります。
5.時間をかけて挿入する
スローセックスでは、挿入も時間をかけておこないます。少しずつゆっくり挿入することで、より互いの体温を感じられるのです。普段のように激しくピストン運動をしたくなっても、ぐっと堪えることが大切ですよ。
時間をかけて挿入すると、焦らし効果も生まれます。女性の体は焦らされるほど敏感になるため、ゆっくり挿入することで、パートナーはより感じるようになるのです。
ペニスを膣に挿入したら、すぐに腰を動かさず、しばらくそのまま静止しましょう。女性の膣は、ペニスの大きさや形に合わせてフィットする「形状記憶能力」を持っています。
膣にペニスがなじむことで密着感が高まり、男性も女性もいつもより気持ち良くなれますよ。
6.射精後のスキンシップ
射精したあとにキスやハグで愛情を伝えることも、スローセックスで重要なポイントです。
射精のあとに興奮が冷め、パートナーにそっけなくしたり、すぐに眠ってしまう男性は多いといわれています。生物の本能ですので仕方ありませんが、セックス後のそっけない態度はセックスレスの原因にもなってしまうため、注意が必要でしょう。
射精後にも互いを愛撫したり抱き合ったりすることで、幸福度が増し愛も深まりますよ。射精をセックスの終わりとするのではなく、射精のあとにこそ女性に優しく触れ、愛を伝えることが大切です。
スローセックスを成功させる3つのポイント
ここからは、スローセックスをおこなう際に大切な3つのポイントをご紹介します。誰でも簡単にできるテクニックばかりですので、ぜひ活用してみてください。
触れるか触れないかのアダムタッチ
「アダムタッチ」とは、セックスセラピストであるアダム徳永氏が開発した愛撫の方法です。
やり方は、マウスを握るようなイメージで丸くした手のひらを相手の肌から2cmの場所に浮かせ、指先で肌に触れるだけ。そのまま円をえがくように肌をなでていくと、触れられているほうはぞくぞくとした快感を覚えます。
アダムタッチでは、触れるか触れないかの絶妙な距離をキープすることが重要です。アダムタッチでの愛撫を続けていると、女性の体は敏感になり、どこを触られても感じるようになっていきます。アダムタッチは、スローセックスに適した愛撫方法だといえるでしょう。
普段より会話をする
スローセックスでは、言葉を交わしあうことも大切です。人間は触覚だけでなく、聴覚や視覚からも快感を得られます。お互いに愛の言葉を伝え合うだけで幸福度が増し、普段のセックスより気持ち良くなりますよ。
とくに女性はセックスのさい、愛されていることを実感したいと思うものです。普段は恥ずかしくて素直な気持ちを言葉にできない人も、スローセックスをしながら愛を伝えれば、女性も喜んでくれるでしょう。
イクことにこだわらない
一般的には、射精やオーガズムなどによってイクことがセックスの目的とされていますが、スローセックスにおいてイクことは重要ではありません。
スローセックスでは、イクことよりもパートナーの存在を感じることが大切です。直接的な性器への刺激だけでなく、抱き合ったり肌に触れたり、愛を込めてパートナーに接することで、より相手との一体感を得られますよ。
スローセックスにおすすめの体位
通常のセックスより長い時間を要するスローセックスでは、体位も重要なポイントです。体に負担がかかってしまっては、気持ちが良くても疲れてしまいますよね。スローセックスをするさいは、互いに無理のない体位を選ぶことが大切です。
ここからは、男女ともに気持ち良くなれる、スローセックスにおすすめの体位をご紹介します。
対面座位
お互いの顔を見ながら気持ち良くなりたいカップルには「対面座位」がおすすめです。
対面座位は、2人が向き合って座った状態で、女性が男性の上に乗るように挿入します。肌の密着感が強く、女性の胸や上半身を愛撫しやすい対面座位は、スローセックスにも適していますよ。
パートナーの顔が近くにありキスがしやすい点も、対面座位のメリットです。間近でパートナーの感じている表情を見ながらセックスをすることで、自分もより快感を得やすくなり、2人の愛も深まるでしょう。
側位
「側位」とは、男性と女性がどちらも横向きに寝転んだ状態でおこなうセックスの体位のことです。一般的には、男性が女性の背後に寝そべり後ろから挿入する状態を指します。
側位は男女ともに足腰への負担が少なく、長く挿入していられるというメリットがあるため、スローセックスに適しています。膣内の性感帯であるGスポットを刺激しやすい体位でもある側位は、女性を普段より気持ち良くさせたい人にもおすすめですよ。
まとめ
スローセックスでは、お互いを思いやり、愛を伝えることが大切です。精神的な満足感を得ることで女性も感じやすくなり、男性もいつもより気持ち良いセックスができます。愛を深めたいカップルはもちろん、セックスレスでお悩みの人も、ぜひスローセックスを試してみてください。
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