女性を満足させれないのは、男としてのプライドが傷つきますよね。
「挿入前にイッてしまったらどうしよう……」
「早漏で彼女に嫌われないか心配」
「できれば早漏を改善したい」
このように悩む男性も多いでしょう。しかし、早漏に対する女性の本音は、意外にも肯定的です。
本記事では、早漏を改善するための方法や早漏に対する女性の本音をご紹介します。
早漏を改善するための方法や女性の本音が分かれば、セックスに対するプレッシャーが軽減され、お互いに気持ちの良いセックスができますよ。
早漏の原因は3つ
早漏とは、パートナーが満足しないうちに射精をしてしまうことです。挿入から射精するまでの平均時間を、恋の悩みに効くメディア「Menjoy!」が独自で調査していましたので、一部引用をお借りします。
現在お付き合いしているパートナーや配偶者がいる20〜30代の女性367名を対象に、『Menjoy!』が独自に行ったアンケートの結果をお伝えします。
このアンケートで「セックスにおける平均挿入時間はどのくらいですか?」と質問したところ、最も多かったが回答が「5分~10分」で118人、全体の32%でした。次いで「10~20分」で114人、全体の31%でした。
これを足し上げると6割以上の女性が、セックスの挿入時間の平均を5分から20分くらいと考えていることがわかるので、平均するとだいたい10分くらいになりそうなことがわかりますよね。
恋の悩みに効くメディアMENJOYから「挿入時間の平均ってどのくらい?女子が「早漏」「遅漏」だと感じる挿入時間」
MENJOYの調査結果をもとにすれば、平均時間の半分である5分以内に射精してしまう人は早漏と判断されるでしょう。
早漏の原因として「心因性」「過敏性」「衰弱性」の3つが挙げられます。早漏改善に向けて、あなたがどの原因に当てはまるのかを把握しましょう。
心因性
多くの男性は、心因性の問題が原因で早漏になりやすい傾向にあります。
セックスで女性がオーガズム(快感の絶頂)に達する前に射精してしまった過去の経験から、早く射精してしまうことに不安を感じ、交感神経が活発になり脳が興奮状態になるのです。
脳が興奮状態になり、射精しやすくなることを心因性の早漏といいます。また、人間関係の悩みやストレスでも交感神経が働き、早漏を誘発する場合もあるでしょう。
過敏性
「過敏性早漏」とは、ペニスに刺激を与えたときに過剰に反応し、射精してしまう状態です。早漏ではない場合、脳に興奮の信号が伝わってから射精の準備をします。しかし、ペニスが過敏な状態になっていると、脳に興奮が伝達する前に射精をします。
過敏性早漏になる人の多くは、オナニーのやり方が原因です。ペニスの皮を剥かずにオナニーをしたり、ペニスを股の間に挟んでオナニーをすると早漏になりやすいでしょう。
また、亀頭が皮で覆われている「仮性包茎」の人は、過敏性早漏になる傾向があります。過敏性早漏の人は皮オナや股オナではなく、ペニスを優しくピストンしたり、亀頭に直接刺激を与えて刺激になれることが必要です。
衰弱性
「衰弱性早漏」とは、男性ホルモンの分泌が減り、射精のコントロールが難しくなった状態です。とくに40代以降の人は加齢により、男性ホルモンの分泌や筋肉量が減っています。
加齢で射精を我慢する筋力も弱まると、衰弱性の早漏になります。また、筋力の低下により、精液を飛ばす勢いが弱くなることも衰弱性早漏の特徴です。
男性が早漏で悩んでいること
早漏であることに負い目を感じて、精神的に追い込まれてしまうこともあるでしょう。セックスに対して臆病になれば、男性としての自信を失いますよね。
以下では、世の男性が早漏でどのようなことに悩んでいるのかをご紹介します。
女性を満足させてあげられない
早漏のせいで女性を満足させられないと、男として心が折れますよね。可能であれば、パートナーと一緒に気持ちよくなりたいと感じるでしょう。
男性の多くは、セックスで女性を支配したいと考える傾向にあります。そのため、女性を満足させてあげられないセックスは、男性のプライドを傷つけかねません。
射精したいときにできない
射精をコントロールできないとセックスが苦痛に感じますよね。さらに、射精が早いことをコンプレックスを感じている場合は、セックス中にさまざまな情報を気にするあまり注意力が散漫するので、女性を楽しませることが難しくなります。
挿入にまで至らない
挿入前の前戯で射精してしまう男性も多くいます。前戯で射精してしまうと、情けない気持ちになるでしょう。挿入前に射精をされると、女性は最後まで楽しめなくなるので、お互いに不満を感じます。女性にとっての挿入はパートナーの愛を感じるのに必要な行為です。
ピストン運動ができない
ペニスの先を入れただけでもイキそうになるため、ピストンの動きが不自然になったり、回数が少なくなります。女性の気持ちが盛り上がろうとしている最中に、ピストンをやめなけらばならないので、情けない気持ちになる場合もあるでしょう。
早漏を改善する7つの方法
早漏だとセックスを十分に楽しめなかったり、女性を不満にさせてしまうこともありますよね。男性であれば早漏を脱して女性を喜ばせたいと思うでしょう。以下では、早漏を改善する7つの方法をご紹介します。
セックスの前にオナニーをする
セックスでは、女性を満足させるためにも長く挿入していたいですよね。そのときにおすすめなのがセックス前のオナニーです。早漏の人は興奮が大きいために射精しやすくなります。
しかし、セックスの前にオナニーをすることで、興奮を落ち着かせられるのでイキづらくなります。セックスが不完全燃焼に終わってしまう人は、本番前にオナニーをして精神を安定させましょう。
また、オナニーをして興奮を抑えられると、挿入時間が長くなるので、女性もセックスを楽しめます。早く挿入したいという気持ちがなくなると、パートナーの愛撫に時間を費やしたり、女性がセックスで気持ちよくなるポイントを落ち着いて観察できるようにもなるでしょう。
注意しておきたいのが、オナニーをする時間です。1度射精をすると賢者タイムに入るので、本番で全く興奮しなくなる可能性があります。
そのため、オナニーは本番の2、3時間前におこないましょう。2〜3時間ほどあれば、精子も少しずつ溜まり、性欲が戻り始めます。
オナニーで好き放題に射精しない
早漏を改善するには、オナニーで射精をコントロールすることが必要です。射精をコントロールできれば、女性と一緒にセックスを楽しめるでしょう。射精のコントロールには、寸止めオナニーが効果的です。
寸止めオナニーのやり方は簡単です。
①射精しそうなタイミングでピストンを止める
②射精感が落ち着くまで精神を整える
③気持ちが落ち着いて射精感がなくなったら、ピストンを再開する
①〜③の方法をひたすら繰り返し、射精コントロールができるように訓練します。寸止めオナニーは、射精コントロールができない男性にとってかなり厳しい苦行になりますが、射精コントロールの訓練を積めば早漏改善の効果が期待できるでしょう。
また、パートナーに射精コントロールを手伝ってもらうのも効果的です。パートナーに寸止め手コキをしてもらえば、より楽しく早漏改善ができるでしょう。
もし、寸止めができずに射精してしまうのであれば、スクイーズ法もおすすめです。スクイーズ法とは、射精しそうになった場合に亀頭を強く押さえて、尿道を圧迫させる方法です。これをすることで、寸止めオナニーがしやすくなります。
しかし、スクイーズ法でオナニーをやりすぎると勃起不全になる場合もあるので、3回に1回くらいのペースにとどめておきましょう。
ローションを使ってオナニーをする
ローションを使ってオナニーすることは、単に気持ちよくなるだけではなく、早漏改善にも効果があります。亀頭が敏感に反応してしまう過敏性早漏は、亀頭への刺激に慣れていないことで起こります。
そのため、亀頭にローションを塗り、ペニスをこねくり回しながら刺激に慣らすことで早漏を改善できるのです。
ローションの粘度は種類によって異なるので、自分が好きな粘度を把握するのが大切です。また、ローションをぬるま湯くらいに温めると、より気持ちの良いオナニーができます。
おすすめの温め方は湯せんです。鍋に水を入れて、ボトルに入ったローションをそのまま投入します。水が約70度くらいになれば、人肌くらいの温かさになるでしょう。
電子レンジで加熱する人もいますが、火傷をする可能性があります。電子レンジを使いたい人は、商品の取り扱い事項に注意して使用しましょう。
また、ローションを使ってオナニーをしたあとは、かならず洗い流すことが必要です。ローションを流さない状態でいると、ペニスにかゆみが出たり、雑菌が繁殖して炎症を起こす場合もあります。
ローションを使って亀頭に刺激を加えれば、女性の膣内ですぐにイクことは少なくなるので、実践してみてください。
勃起薬を処方してもらう
勃起薬はEDだけでなく、早漏にも効果があるといわれています。とくに「バイアグラ」という薬は、過敏性早漏や衰弱性早漏の人の射精時間を延長できます。
射精時間が延長できるのは、バイアグラによってペニスの硬度が上がり、ペニス全体の感度が下がるためです。刺激をあまり感じなくなれば、ペニスは過敏に反応しなくなります。
ただし、勃起薬の使いすぎに注意しましょう。勃起薬に頼りすぎると、薬がなければ射精時間をコントロールできないようになります。まずは薬に頼らず早漏を改善することが必要です。
どの方法を試しても早漏を改善できない場合は、専門医に相談しながら薬を服用しましょう。
カウンセリングを受ける
セックスに対する不安や緊張からくる心因性早漏には、カウンセリングもおすすめです。セックスカウンセリングでは、性に関連した悩みを専門家と一緒に解決します。
心因性の早漏はストレスやプレッシャーによって起こるため、ストレスやプレッシャーになる原因を特定することが必要です。パートナーが心因の原因になっている場合は、その場でカウンセラーが介入することもあります。
セックスに対して不安を感じているのであれば、カウンセリングを受診しましょう。クリニックでは、無料のカウンセリングをおこなっている場合もあるので、気軽に相談できますよ。
イキにくい体位を見つける
早漏の男性でもイキにくい体位を見つければ、挿入時間を長くできるでしょう。
イキにくい体位のポイントは3つ。
- 主導権を女性に渡さない
- 挿入部分や胸、表情、お尻などの視覚的な興奮を避ける
- ペニスへの刺激が少ない
これら3つのポイントを満たした体位は、寝バックです。寝バックでの主導権は男性にあるので、女性の動きでイカされることはないでしょう。
また、挿入部分や女性の胸が見えにくいので、視覚的な興奮を避けられます。さらに寝バックは、激しくピストンしにくい体位なので、ペニスへの刺激も少なめです。
寝バックはGスポットに当たりやすいですし、女性の胸を背後から触れるので、早漏の男性にとって最高の体位といえるでしょう。
お酒を飲んでからセックス
お酒を飲むことは快感を得やすいだけでなく、早漏予防にもなります。なぜなら、酔うことでペニス表面の感度が鈍くなり、過敏性早漏を予防できるからです。
お酒を飲む量は、自分自身をコントロールできる範囲にしましょう。泥酔すると勃起しにくくなったり、女性が酒の匂いを嫌がる場合があります。
また、お酒を飲むと精神的にリラックスでき、「女性を満足させないといけない」「早くイッてしまったらだめだ」といったプレッシャーも軽減できます。
女性が早漏に思う本音
早漏のせいで女性が満足していないと感じる男性も多いでしょう。しかし、女性は早漏に対して肯定的に捉える場合もあります。以下では、女性が早漏の男性に思う本音をご紹介します。
前戯が長ければ満足できる
男性はセックスですぐに挿入を急ぎますが、女性は挿入よりも前戯を楽しみたい傾向にあります。なぜなら、女性は前戯の丁寧さでパートナーからの愛を感じるからです。キスをしたり、お互いに服を脱ぐ瞬間などのドキドキ感を味わうことが、女性にとっての興奮であり、快感なのです。
早漏の改善が見込まれない場合は、相手の意見を取り入れつつ前戯を丁寧にすることで、女性を満足させられるでしょう。
セックスができないことよりもマシ
セックスレスになった経験のある女性は、「早漏でもセックスできるから嬉しい」と考える場合があります。愛を感じるセックスは、女性の心や体を満たすために必要な要素。セックスレスで体の関係がほとんどないよりも、早漏でもパートナーの愛を感じられる方が良いというわけです。
早漏が原因でセックスを諦めるのでなく、セックスをパートナーを愛するための手段として捉えると良い関係が築けるようになりますよ。
早く終わりたいから早漏でも良い
男性にとって悲しい事実ですが、早くセックスを終えたいと思っている女性もいます。
男性は女性よりも筋肉が発達しているので多少の運動でも疲れにくいですが、女性にとってのセックスは、かなりの運動量になるでしょう。
女性は男性を喜ばせるためにも、下半身を動かしたり、口を大きくあけてフェラをします。全身の筋肉を使うセックスは女性にとって、かなりの運動強度になるのです。
また、男性のピストンの動きが激しすぎると、女性は膣に痛みを感じることもあります。痛みを感じた女性は、セックスを早く終えたいと感じるようになります。
まとめ
早漏を改善するためには以下の7つを実践すると良いでしょう。
- セックスの前にオナニーをする
- オナニーで好き放題に射精しない
- ローションでオナニーする
- 勃起薬を服用する
- カウンセリング受ける
- イキにくい体位を見つける
- お酒を飲んでからセックスをする
女性がセックスで満足するには「パートナーからの愛を感じる」ことも重要です。挿入がうまくできなくても、丁寧な前戯をすることで、お互いに気持ちの良いセックスができるでしょう。
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